業界合併劇

http://eiga.com/buzz/20080908/15

スクウェア・エニックス<9684.T>の和田洋一社長は5日、ゲーム業界で生き残るには「時価総額1兆円くらいは最低必要」と述べた。さらに「ゲーム業界は数年後には限られた数社に限定される競争に入っている」との見方を示した。

その上で、タイミングや環境を見計らいながら自立的な成長と企業の合併・買収(M&A)による成長の両面の戦略を進める方針を強調した。

和田社長は、ゲーム業界の世界的な合従連衡が続くなかで「(スクエニも)世界的な収れんの一角に残りたい」と述べた。時価総額が7兆円を超える「任天堂<7974.OS>は当確としても、うちやコナミ<9766.T>など、全員が残れるとは思っていない」と語り、ゲーム業界の競争がグローバルに展開されるなかで、日本のメーカーとして生き残りの道を今後も探る考えを強調した。

テクモ併合が失敗しコーエーテクモが誕生したはらいせにこんなこと言い出すスクエニ和田社長ですが、PSのときの開発者引き抜き合戦を思い出しますね。派手なことやってたわりにはろくに定番ソフトも産み出せず、エニと合併してFFとDQだけの会社に成り果てただけでした。

ビッグコミックスピリッツ 2008年 9/26号 [雑誌]

ビッグコミックスピリッツ 2008年 9/26号 [雑誌]

そして同じようなことして沈没しそうな雑誌がこのヤンサンスピリッツです。
とりあえず記念に買ってきましたが、まあパッと見て華がないですよね。
看板マンガがないので毎週買う気がおこらないと云う。
スピリッツって「20世紀少年」が終わった後はほんとに看板不在ですよね。ヤンサンも「ワールドイズマイン」と「殺し屋1」以降看板不在なんで合併してもたいして変わりません。
スピリッツの看板マンガって「めぞん一刻」「F」「YAWARA!」「東京大学物語」「20世紀少年」の5本ぐらいなんで看板育てること自体が難しい編集の体質なのかもしれませんね。
伝染るんです」や「サルまん」は裏看板マンガだし、「美味しんぼ」はこち亀ポジションだし、脇を育てるほうがうまい体質なんでしょう。
編集的には「ウシジマくん」や「クロサギ」が看板と思ってるのかもしれませんが、古田に4番打たせるようなものでそれじゃ客離れるのは当然じゃないですか。