真夜中、全てのスパイが・・・

「笑わせるな。たとえ世界が滅んでも絶対に妥協はしない」
 
 

http://www.asahi.com/national/update/1102/TKY201011020315.html
http://twitter.com/kuroki_akio
http://blogs.yahoo.co.jp/kuroki_aki/17144672.html
 
 

「考えるのは、自分が受けた仕打ち、そればかりだ。ずっと警察に勤めて謀られた、腹が立つのはそれだ。侮辱されたことだ」
「それだけか?罪悪感は?
言ってしまえばよかったんだ。何かできたはずなんだ。なぜなんだ、フレッド?
なぜ、真実を埋もれるがままにしてしまった?」
「なぜって、喉首を切られたくなかったからだよ。
臓物を肩にひっかけられるのが嫌だったからだ」
「ようするに金だろう?
それ以外はすべてなかったことにもできる。わたしたちはいい暮らしができたんだ。何もしなかったおかげでね、アバーライン」
 
 

「我々が生きてきた世紀、我々が重要な存在だった時代、それは終わってしまった。すべての人々と共に去った。
今ではわしらだけが頭の中に抱えこんで波に洗われている。誰に伝えることもできん。誰にも話せない。
何かしらの理由で、わしらみたいな立場に追い込まれた人間が他にもいるんだろうと考えることがある。
ときどき、そんな風に思わんか?
ときどき思うんだよ。わしらの知っとる世界はどこまで本当なんだろうか」
 
「また戦争が起きるような気がするんだよ」