- 作者: 本田透
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2006/03/25
- メディア: 単行本
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しろはたで時たまやる単発SSみたいな短編がどーんと12本。
本田さんが一番得意なのは当然パロディーなわけですが、ここでは「本当は恐ろしいグリム童話」のパロなので、グリム童話のストーリーからは逸脱せず、キャラの内面を深読みすることで原典の変わった読み方を提示してます。
「オオカミと七匹の子ヤギ」をオオカミ視点で書いた喪男小説がにじいきなどでは話題ですが、萌え的には「ヘンゼルとグレーテル」と「星の銀貨」ですな。
「ヘンゼルとグレーテル」は「Thursday's Child」みたいな兄妹もの、「星の銀貨」はリアルへぼレイ小説で、これで萌えないってんならしろはた小説は読めないだろうねえ。
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「本当は萌えるグリム童話」で検索すると、わりと「本田透」の名を知らん人が買ってるようで、客層広げるにはいい本ですよね。
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: コミック
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主役が少女ばかりですが、ここは萌えていいんですかね。
両者比べてパロ手法を比較するのも一興。
「ヘンゼルとグレーテル」は当然兄妹ものだし、「赤ずきん」は赤ずきんが性悪幼女だしね。
たしか「メフィスト」にも描いてたんだけど、あっちのほうは未収録。